7月よりインドネシアでは、ジャワ島・バリ島での緊急活動制限の実施が発表されました。
それに伴いインドネシア国内外の移動規制も強化されており、インドネシア滞在中の日本人の方も適用となりますので、以下に簡単にまとめています。

※同ブログ内容は2021年7月時点の情報です。最新情報にご注意ください。
インドネシア入国に関する質問などは、以下よりお気軽にお問い合わせをお待ちしております。
ご質問はこちらから←
E-VISA 申請代行はこちらから←
ジャカルタ隔離パッケージはこちらから

ジャワ島・バリ島の緊急活動制限

・期間:2021年7月3日~20日 ←7月25日、8月2日までの延長が発表されました。
・対象:ジャワ島・バリ島
全県・市の中で、レベル4に指定された48県・市およびレベル3に指定された75県・市
・バリ島の対象:バリ島の全域にわたる9つの県と市
・内容詳細(以下)
1.必須分野以外の活動:100%在宅勤務。
7月25日の延長発表から収容人数を50%に制限し、午後3時まで営業可能に。
※必須分野:金融、資本市場、支払いシステム、情報通信、隔離業務を行わないホテル、輸出指向産業 は50%までの出勤可
※重要分野:エネルギー、保健、治安、物流・運輸、食品・飲料関連産業、石油化学、セメント、国家の重要施設、防災、国家戦略プロジェクト、建設、基礎サービス(電力、水)、生活必需品産業は、100%の出勤可
※先延ばし不可の公共サービスを提供する政府部門の必須業務は、25%までの出勤可
2.教育活動:オンライン
3.店舗の営業活動:日常生活必需品を販売する店舗は営業時間午後8時まで、収容人数を50%に制限して営業可。
※上記はスーパー、伝統市場、雑貨屋など。(薬局は24時間営業可)
※ショッピング・モールは閉鎖。(ただし、施設内のレストランやスーパーへのアクセスは可。)
※飲食店は、独立店舗およびショッピング・モール内の店舗共、テイクアウトまたはデリバリーのみ。(店内飲食禁止)
7月25日の延長発表から屋台、路上販売等の飲食店、路上販売、雑貨店、代理店、金券販売、理髪店、クリーニングサービス、物売り、小規模修理工場、車両洗浄サービス、その他小規模事業は、厳格な保健プロトコルのもと午後8時まで営業可能に。(詳細については地方政府にて調整)
飲食について、その場での飲食は収容人数3人以内、飲食時間20分以内に制限した上で可能に。(詳細については地方政府にて調整)
建物内にある飲食店は、ショッピングモール内か独自店舗かを問わず、テイクアウトもしくはデリバリーのみ。

4.建設活動:100%活動可
5.礼拝施設:閉鎖
6.公園・観光地等の公共施設:閉鎖
7.芸術・文化・スポーツ・社会活動:禁止
8.公共交通機関:定員70%まで制限
7月25日の延長発表から厳格な保健プロトコルのもとで収容人数を50%に制限した上で営業可能に。
9.結婚披露宴:出席者を30名までに制限および会場での食事禁止
10.マスク着用義務:自宅外ではマスクを常時着用
※マスクを着用せず、フェイスシールドのみの着用は不可

※上記内容は、在インドネシア日本国大使館在デンパサール日本国総領事館 発表のものを基にしております。
活動制限の時期・対象・内容は常に変動しておりますので予めご了承ください。

インドネシア国内の移動規制

・最低1回の接種を完了したことを証明する「ワクチン接種証明書(ワクチン・カード)」の提示
・飛行機の場合さらに
出発前2日以内に検体採取されたPCR検査の陰性証明書の提示
・自家用車(自動車、バイク)、飛行機以外の公共交通機関(バス、鉄道、船舶)の場合さらに
出発前2×24時間以内のPCR検査または出発前1×24時間以内の迅速抗原検査陰性証明書の提示
※物流用車両の運転手は、ワクチン証明書の提示不要
※18才未満の者は、全ての交通機関による国内移動にあたり、1回目のワクチン接種証明書提示、および出発前2×24時間以内に検体採取したPCR検査または出発前1×24時間以内に検体採取した迅速抗原検査の陰性証明書の提示が必要
※e-HACの記入は、空路及び海路の移動者については義務、その他の移動者は推奨
※健康上の理由によりワクチン接種を行っていない者は、医師の理由書があれば、移動のためのワクチン接種証明書の提示は不要
※ジャワ島・バリ島以外の地方の空港間の空路移動では、ワクチン接種証明書は不要
ただし、海路、長距離鉄道、陸上公共交通機関、自家用車(自動車、バイク)による国内移動は、ジャワ島・バリ島以外の地方も、1回目のワクチン接種証明書提示、および出発前2×24時間以内に検体採取したPCR検査または出発前1×24時間以内に検体採取した迅速抗原検査の陰性証明書の提示が必要
※7月9日より、外国人の国際線への乗り継ぎのための国内移動(空路、陸路共に)では、ワクチン接種証明書の提示は不要と追加発表されました。※ただし出国目的の移動であることを証明できるもの(国際線チケット等)の携行が必要です。

インドネシアへの入国制限・検疫措置

・入国後の隔離期間:8×24時間に延長
・外国人のワクチン接種義務:2回の接種を完了したことを証明する「ワクチン接種証明書(ワクチン・カード)」の提示が必要
※インドネシア国内に滞在している外国人が国内または外国へ移動する場合、政府主導無料ワクチンプログラムまたは企業主導ゴトンロヨン・ワクチンプログラムのいずれかで、ワクチン接種が必要。
※ワクチン接種証明書の提示義務は、相互主義の原則に基づき、閣僚級の外国高官の公式訪問に関連する外交査証または公用査証保持者およびトラベル・コリドー・アグリーメントの枠組により入国する外国人には適用無し。
・インドネシア人のワクチン接種義務:入国時にワクチン接種未の場合、隔離期間中2回目のPCR検査の陰性が証明された後にワクチン接種を実施

※上記は今回の変更点を抜粋しております。
その他、以前の記事はこちらから
インドネシア入国に関する質問などは、以下よりお気軽にお問い合わせをお待ちしております。
ご質問はこちらから←
E-VISA 申請代行はこちらから←
ジャカルタ隔離パッケージはこちらから

インドネシアの新型コロナウィルス感染状況

感染者の合計数:約230万人(バリ島約5.2万人)
回復者数:約194万人(バリ島約4.8万人)
死亡者数:約6万人(バリ島約1,590人)

ワクチン接種状況

接種完了者(2回接種済み):約1400万人
ワクチンの種類:中国のシノバック製、シノファーム製、英アストラゼネカ製、米モデルナ製など

インドネシア政府は来年までに1億8150万人(インドネシアの人口3分の2にあたる)に接種することを目指しており、バリ島では7月より子供への接種も開始されました。
※上記数値はインドネシア政府、インドネシア国家防災庁、インドネシア保健省発表のものを基にしております。
数値は常に変動しておりますので予めご了承ください。